電子レンジの捨て方・処分方法
結論:電子レンジは家電リサイクル法の家電4品目には入らず、小型家電リサイクル法の対象品目(台所用電気機械器具)です。出し方は市区町村ごとに違い、例えば大阪市は宅配便による小型家電の回収(有料)か粗大ごみ(手数料400円)、名古屋市は容量45リットルの指定袋に入らなければ粗大ごみ(単機能の電子レンジは500円)、札幌市は大型ごみ(500円)としています。量販店の店頭回収(例:ヤマダデンキは店頭持ち込みで2,200円(税込))も使えます。まだ使える物は買取に出す方法もあります。
お住まいの市区町村での出し方・相談先は、地域から探すで確かめられます。
電子レンジの処分方法の比較(自治体・量販店・買取・回収業者)
| 方法 | 費用 | 申込・日時 | 運び出し | 向いている場合 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 自治体の粗大ごみ(大型ごみ) | 大阪市400円、名古屋市500円(単機能)・オーブンレンジ1,000円、札幌市500円 | 事前に申し込む。収集日は自治体が指定 | 指定の場所まで自分で出す | 決められた日に自分で出せる | 粗大ごみになる大きさの基準と手数料は自治体ごと(地域差) |
| 自治体の小型家電の回収 | 大阪市の宅配便による回収は有料(パソコン本体を含む場合は1箱無料) | 宅配便の回収は申込み・箱詰め。回収場所への持ち込みも | 箱詰めして送るか、自分で持ち込む | 箱で送りたい・投入口に入る | 回収ボックスは投入口の大きさで制限がある(例:大阪市は15cm×30cm)。電子レンジが入るかは自治体と製品による |
| 量販店の店頭回収・宅配回収 | ヤマダデンキの店頭持ち込み2,200円(税込)、ビックカメラ.comの小型家電の回収は1箱1,958円 | 店頭へ持ち込むか、箱詰めして送る | 自分で持ち込む・箱に詰めて送る | 店に持ち込める・箱で送りたい | 対象品・料金・方法は店ごと(量販店の回収) |
| リユース・買取 | 値段が付けば受け取れる | 査定を受ける | 店の案内による | まだ使え、値段が付く場合 | 環境省は、中古品として売るなら古物商の許可を持つ信用できる業者に頼むよう案内(買取と回収を同時に頼むときの注意) |
| 回収業者 | 業者の見積もり(料金の決まり方は料金相場) | 業者と日時を相談 | ほかの不用品とまとめて運び出しも頼める | 運び出せない・ほかの不用品もある | 家庭の不用品を回収できる許可(または委託)の確認が必要 |
経済産業省は、家電4品目以外の家電製品の多くは小型家電リサイクル法の対象で、回収品目と回収方法は自治体によってさまざまだとしています。小型家電リサイクル法の施行令は、対象の一つに「ジャー炊飯器、電子レンジその他の台所用電気機械器具」を挙げています(冷蔵庫・冷凍庫を除く)。法律の対象でも、全国一律に回収されているわけではなく、どの方法で出せるかはお住まいの自治体の案内で確認します。
出典:経済産業省「家電リサイクル制度FAQ」(新しいタブで開きます)(排出者向けQ17)/使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律施行令 第1条(e-Gov法令検索)(新しいタブで開きます)/環境省「無許可の回収業者を利用しないでください」(新しいタブで開きます)/自治体・販売店の出典は各節に記載(いずれも2026年10月25日確認)
自治体での出し方(ごみの区分・回収拠点・地域差)
電子レンジを粗大ごみとして扱うか、小型家電として回収するかは自治体ごとに違います。3つの市の例は次のとおりです。
| 自治体 | 電子レンジの出し方 | 粗大ごみの手数料 |
|---|---|---|
| 大阪市 | 品目別の一覧で「小型家電リサイクル回収(宅配便)」(有料)とし、出せない場合は「粗大ごみ」として粗大ごみ収集受付センターに申し込むよう案内。区役所などの回収ボックスは投入口(15cm×30cm)に入る決められた品目だけで、品目一覧に電子レンジは含まれていない | 電子レンジ400円、ガスオーブンレンジ1,000円 |
| 名古屋市 | 令和8年10月から、粗大ごみの対象を「容量45リットルの指定袋に入らないもの」に変更(9月までは「30センチメートル角を超えるもの」)。縦15cm×横40cm×奥行25cm以下の家電製品は、総合スーパー・区役所・環境事業所などの回収ボックスに出すよう案内 | 電子レンジ(単機能のもの)500円、オーブンレンジ1,000円、電気オーブン250円 |
| 札幌市 | 大型ごみは指定ごみ袋に入らないもの。大型ごみの例に挙がっている物でも、指定ごみ袋に入り口をきちんと縛れる場合は、燃やせるごみ・燃やせないごみとしてごみステーションに出せると案内。大型ごみは戸別有料収集で、インターネットか電話で申し込む | 電子レンジ500円 |
大阪市の宅配便による回収は、国の認定事業者と協定を結んで行うもので、パソコン本体を含まない場合は回収料金がかかり、パソコン本体を含む場合は1回につき1箱が無料です(箱は3辺の合計140cm以内・20kg以内)。名古屋市の手数料は品目名の例で、ほかの品目は申込時に確認します。手数料と出し方は変わることがあるため、申し込む前にお住まいの自治体の案内を確認してください(地域のページ)。
出典:大阪市「品目別収集区分一覧表(50音順)」(新しいタブで開きます)(2026年5月22日)・「粗大ごみ処理手数料一覧表」(新しいタブで開きます)(2025年8月6日)・「使用済小型家電をリサイクル回収しています」(新しいタブで開きます)(2026年8月24日)/名古屋市「令和8年10月から、粗大ごみの対象が変わりました」(新しいタブで開きます)(2026年10月14日更新)・「粗大ごみ処理手数料の例」(新しいタブで開きます)(2026年9月30日更新)/札幌市「大型ごみ」(新しいタブで開きます)(2026年10月19日更新)・「大型ごみ手数料」(新しいタブで開きます)(2025年4月11日更新)(いずれも2026年10月25日確認)
量販店の店頭回収・宅配回収
大阪市は、市内の一部の家電量販店(エディオン・ジョーシン・ヤマダデンキ・ヨドバシカメラ)が国の認定事業者と提携して小型家電の対面回収を行っており(一部品目有料)、実施店舗・申込み方法・料金・回収品目は店ごとに違うと案内しています。公式サイトで確認できた内容は次のとおりです。
| 販売店(公式ページ) | 確認できた内容 |
|---|---|
| ヤマダデンキ(新しいタブで開きます) | 小型家電リサイクル回収料金の一例(税込)として電子レンジ2,200円を表示(ページ内の画像で確認)。料金は店頭に持ち込む場合の料金で、小型家電リサイクル法の対象品に限り、沖縄県の店舗では受け付けていないと記載 |
| ビックカメラ.com(新しいタブで開きます) | 「パソコン・小型家電リサイクル」として、400品目以上の小型家電を、指定の大きさの箱にどれだけ入れても1箱1,958円で回収(税込・税抜の表記なし)。利用券はビックカメラ.comで販売 |
| ヨドバシ・ドット・コム(新しいタブで開きます) | 箱に入れば何点でも同じ料金の宅配回収チケットを販売(1箱は3辺合計160cm・30kg以内、箱は自分で用意)。店舗やテレフォンショッピングでも回収を受け付け、回収のみで訪問する場合は別途出張費用2,200円(配送と同時なら不要)。家庭用製品に限る |
各社の公式ページを2026年10月25日に確認した表示です。当サイトの掲載業者ではなく、依頼先としての推奨でもありません。電子レンジが指定の箱に入るか、店舗で受け付けるかは、申し込む前に各社に確認してください。
出典:大阪市「使用済小型家電をリサイクル回収しています」(新しいタブで開きます)/各社公式ページ(いずれも2026年10月25日確認)
回収業者に頼むときの確認点(料金の決まり方・許可)
当サイトが調べた不用品回収業者の公式サイトの表示(4サイト。同じ料金表を使う別サイトを含みます)では、大型家具・大型家電の単品回収の表示は1,980円〜2,200円〜(税込)で、いずれも「〜」付きの下限でした(調査日:2026年10月22日(集計した表示は2026年10月25日に各公式サイトで再確認)。不用品回収の料金相場)。これは電子レンジそのものの金額ではなく、実際の金額は量・作業の内容・出張の費用などで変わります。電子レンジ1台だけなら、自治体の粗大ごみや量販店の回収の料金とも比べてください。
- 許可:環境省は、市区町村の許可や委託を受けずに回収業者が家庭のごみを収集することは認められていないとし、産業廃棄物処理業や古物商の許可では家庭の廃棄物は回収できないと案内しています。許可の見方は許可の確認方法をご覧ください。
- 違法な回収のおそれ:環境省の資料は、違法な回収業者に家電や小型家電が回収された結果、スクラップ処理や雑品スクラップの海外輸出後の不適正な処理につながり、環境保全上の支障が生じるおそれがあるとしています。
- 見積もり:品目ごとの料金と、出張費・作業費の内訳を書面で確認します。「無料回収」の勧誘は無料回収の注意点を確認してください。
出典:環境省「無許可の回収業者を利用しないでください」(新しいタブで開きます)/環境省「違法な不用品回収業者・ヤード業者の対策について」(令和3年4月19日)(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)
掲載業者について
当サイトは、家庭の不用品を回収できる許可(または市区町村の委託)を確認できた業者だけを掲載します。2026年10月31日現在、掲載業者は0社で、掲載基準を満たす業者を確認中です。基準は評価基準と掲載基準をご覧ください。業者に頼むときは、業者の選び方(依頼前のチェックポイント)の順に確かめてください。
よくある質問
不要になった電子レンジはどうすればいいですか?
まだ使えるなら、古物商の許可を持つリユースショップへの売却も選べます(環境省)。処分する場合は、お住まいの自治体の出し方(粗大ごみ、小型家電の回収など)か、量販店の回収を使います。例えば大阪市は宅配便による小型家電の回収(有料)か粗大ごみ(400円)、名古屋市は容量45リットルの指定袋に入らなければ粗大ごみ(単機能の電子レンジは500円)、札幌市は大型ごみ(500円)としています(2026年10月25日確認)。運び出しまで頼みたい場合は、許可を確認した回収業者も選べます。
電子レンジは家電リサイクル法の対象ですか?
対象ではありません。家電リサイクル法の対象はエアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機の4品目です(家電4品目の処分方法)。電子レンジは小型家電リサイクル法の対象品目で、家電リサイクル券は使いません。
オーブンレンジも同じ出し方ですか?
出し方の区分は同じでも、手数料が違う自治体があります。名古屋市は電子レンジ(単機能のもの)500円に対してオーブンレンジ1,000円、大阪市は電子レンジ400円に対してガスオーブンレンジ1,000円としています(2026年10月25日確認)。申込時に製品の種類を伝えて確認してください。
お住まいの地域の出し方と相談先を調べる
電子レンジを粗大ごみ・小型家電のどちらで出すか、許可業者に家庭の不用品を頼めるかどうかは自治体ごとに違います。お住まいの地域のページで、自治体の案内と相談先を確認してください。