家電4品目(家電リサイクル法)の処分方法と料金
結論:エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象で、自治体の粗大ごみには出せません。処分にはリサイクル料金(メーカー・品目で異なる)と、引き取ってもらう場合は収集運搬料金がかかります。費用を抑えたいときは指定引取場所へ自分で持ち込むと収集運搬料金がかかりません。
総額は「リサイクル料金+収集運搬料金」です。主なメーカー8社のリサイクル料金(税込)は、エアコン550円〜990円、テレビ1,320円〜2,970円、冷蔵庫・冷凍庫3,740円(170L以下)・4,730円(171L以上)、洗濯機・衣類乾燥機2,530円です(2026年10月29日確認。主なメーカーのリサイクル料金)。収集運搬料金は頼む先で違います(料金の節)。
お住まいの市区町村での出し方・相談先は、地域から探すで確かめられます。
家電リサイクル料金の調べ方
総額は「リサイクル料金+収集運搬料金」です。家電リサイクル券センターの一覧から写した主なメーカー8社のリサイクル料金(税込)は、エアコン550円〜990円、テレビ1,320円〜2,970円(種類と画面サイズで違う)、冷蔵庫・冷凍庫3,740円(170L以下)・4,730円(171L以上)、洗濯機・衣類乾燥機2,530円です(2026年10月29日確認。主なメーカーのリサイクル料金)。収集運搬料金は頼む店で違い、量販店の公式表示の例は品目ごとのページにまとめています。
リサイクル料金は、メーカー・品目・大きさによって異なります。正確な金額は、家電リサイクル券センター(一般財団法人家電製品協会)(新しいタブで開きます)の料金検索で、メーカー名と品目から調べられます。主なメーカーの額は、2026年10月29日に一覧で確かめた額を次の表にまとめました。料金は改定されることがあるため、払う前に料金検索で確かめてください。
確認日:2026年10月25日
主なメーカーのリサイクル料金(税込・2026年10月29日確認)
家電リサイクル券センターの「再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)」に載っている額を、一覧の表記のまま写しました。テレビは種類と画面サイズ(15V型以下・16V型以上。ブラウン管式は15型以下・16型以上)、冷蔵庫・冷凍庫は大きさ(170L以下・171L以上)で額が違います。
| メーカー(一覧の表記) | エアコン | ブラウン管式テレビ(15型以下) | ブラウン管式テレビ(16型以上) | 液晶・有機EL・プラズマ式テレビ(15V型以下) | 液晶・有機EL・プラズマ式テレビ(16V型以上) | 冷蔵庫・冷凍庫(170L以下) | 冷蔵庫・冷凍庫(171L以上) | 洗濯機・衣類乾燥機 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| パナソニック(株) | 550円 | 1,320円 | 2,420円 | 1,870円 | 2,970円 | 3,740円 | 4,730円 | 2,530円 |
| シャープ(株) | 990円 | 1,870円 | 2,970円 | 1,870円 | 2,970円 | 3,740円 | 4,730円 | 2,530円 |
| 三菱電機(株) | 990円 | 1,870円 | 2,970円 | 1,870円 | 2,970円 | 3,740円 | 4,730円 | 2,530円 |
| 日立グローバルライフソリューションズ(株) | 990円 | 1,870円 | 2,970円 | 1,870円 | 2,970円 | 3,740円 | 4,730円 | 2,530円 |
| 東芝ライフスタイル(株) | 550円 | — | — | — | — | 3,740円 | 4,730円 | 2,530円 |
| TVS REGZA(株) | — | 1,320円 | 2,420円 | 1,870円 | 2,970円 | — | — | — |
| ソニー(株) | — | 1,870円 | 2,970円 | 1,870円 | 2,970円 | — | — | — |
| ダイキン工業(株) | 550円 | — | — | — | — | — | — | — |
「—」は、一覧のその欄に額が書かれていないことを示します(注記だけの欄を含む)。ここにないメーカーの額は一覧か料金検索で確かめてください。指定引取場所へ持ち込むために郵便局で払う場合は、払込手数料が別にかかります。収集運搬料金は含みません。
出典:家電リサイクル券センター(一般財団法人家電製品協会)「再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)」(新しいタブで開きます)(料金はすべて税込の表記。2026年10月29日確認)
処分方法ごとの費用の内訳(販売店・自治体の窓口・自分で持込・回収業者)
| 方法 | 費用 | 申込・日時 | 運び出し | 向いている場合 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 買い替える店に引き取ってもらう | リサイクル料金+収集運搬料金 | 買い替え品の配送時に引き取り | 配送時に店が引き取る | 同じ種類の製品に買い替える | 買い替えで同じ種類の製品を買う場合、小売業者には引き取る義務がある |
| 購入した店に引き取ってもらう | リサイクル料金+収集運搬料金 | 購入した店に申し込む(日時は店の案内による) | 店が引き取る(方法は店ごと) | 買った店が分かり、処分だけしたい | その店で過去に買った製品なら、小売業者には引き取る義務がある |
| 自治体の案内する窓口に申し込む | リサイクル料金+収集運搬料金 | 自治体の案内する窓口に申し込む | 窓口・依頼先の案内による | 買った店が分からない・閉店した | 窓口は自治体ごとに異なる(例:世田谷区は家電リサイクル受付センターを案内) |
| 指定引取場所へ自分で持ち込む | リサイクル料金のみ(郵便局で払う場合は払込手数料が別) | 事前に料金を払い、営業日に持ち込む(標準は月曜〜土曜) | 自分で運ぶ(運搬手段が必要) | 車などで自分で運べる | 場所は家電リサイクル券センターで検索できる |
| 回収業者に頼む | リサイクル料金+業者の見積もり(料金の決まり方は料金相場) | 業者と日時を相談 | 業者が引き取る(他の不用品と一緒に頼める) | ほかの不用品とまとめて出したい | 許可の確認と、リサイクル券(控え)の交付の確認が必要 |
出典:世田谷区「家電リサイクル法対象品目の出し方」(新しいタブで開きます)(2026年4月1日更新)/特定家庭用機器再商品化法(新しいタブで開きます) 第9条(いずれも2026年10月25日確認)
家電リサイクル法の対象4品目と処分ルート
- 対象:家庭用エアコン/テレビ(ブラウン管式・液晶式・有機EL式・プラズマ式)/電気冷蔵庫・電気冷凍庫/電気洗濯機・衣類乾燥機
- 費用:排出する人が、リサイクル料金と(引き取ってもらう場合は)収集運搬料金を支払います。
- 小売業者の役割:自分が過去に販売した製品と、買い替えで同じ種類の製品を販売する際に引取りを求められた製品は、正当な理由がある場合を除き引き取る義務があります。どの店でも引き取ってくれるわけではありません。
- 自治体の役割:上の義務の対象にならない製品(購入店が分からない等)の出し方は、自治体ごとに案内があります。
出典:環境省「家電リサイクル法の概要」(新しいタブで開きます)(対象品目・費用)/特定家庭用機器再商品化法(新しいタブで開きます) 第9条(小売業者の引取義務)/世田谷区「家電リサイクル法対象品目の出し方」(新しいタブで開きます)(自治体の案内の例)(いずれも2026年10月25日確認)
品目ごとの詳しい処分方法:
回収業者に頼むときの注意(許可・リサイクル券)
- 許可:小売業者が第9条の引取りとして行う収集・運搬は、廃棄物処理法の許可を受けずに行えると定められています(家電リサイクル法 第49条第1項)。小売業者でない回収業者が家電4品目を引き取る場合は、原則としてお住まいの市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可(または委託)が必要と考えられます。許可の確認方法
- リサイクル券:回収業者に頼む場合も、リサイクル料金を支払ってリサイクル券(控え)を受け取れるか確認します。
- 「無料」「買取」の注意:環境省が中央環境審議会に示した資料(2021年4月19日)では、家電4品目は無料の引取りや買取であっても直ちに有価物とは判断できないとされています。「無料で引き取る」という業者には注意してください。
- 見積もり:リサイクル料金と運搬料金を分けて書いてもらいます。
参考:環境省 中央環境審議会資料(2021年4月19日)(新しいタブで開きます)/環境省「無許可の回収業者を利用しないでください」(新しいタブで開きます)(2026年10月25日確認)/特定家庭用機器再商品化法(新しいタブで開きます) 第49条(2026年10月26日確認)
指定引取場所へ自分で持ち込む手順(郵便局で料金を払う方法)
- 品目とメーカー名を確かめる:リサイクル料金は品目とメーカー名で異なり、テレビと冷蔵庫・冷凍庫は大きさ(大・小の区分)でも異なります。
- 料金とコードを調べる:郵便局の店頭にある「リサイクル料金一覧表」か家電リサイクル券センターのサイトで、リサイクル料金(税込)と製造業者等名コードを確かめます。
- 家電リサイクル券に記入する:郵便局に備え付けの家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)に、コード・料金・住所・氏名などを書きます。1台につき1枚です。
- 郵便局で払い込む:郵便局・ゆうちょ銀行の窓口かATMで、リサイクル料金と払込手数料を払います。窓口で受け取る振替払込受付証明書(ATMではご利用明細票の写し)を、券の「指定引取場所控」に貼ります。貼っていない・なくした場合は、引き渡せないことや、返金を受けられないことがあります。
- 指定引取場所を探して持ち込む:所在地・営業日・営業時間は、家電製品協会の指定引取場所の検索で確かめます。標準の営業時間は月曜〜土曜(日曜・祝日は休み)の9時〜12時・13時〜17時(受付は午前・午後とも終了の30分前まで)で、場所ごとに変わることがあります。住んでいる地域にかかわらず、全国の指定引取場所を使えます。冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、中の物を取り除いてから引き渡します。
券の有効期限は、郵便局で払い込んだ日の翌日から10年です。自分で運べない場合は、引渡しの手続きを自治体や小売業者などに頼むこともできます。
出典:家電リサイクル券センター「料金郵便局振込方式」(新しいタブで開きます)/家電製品協会「指定引取場所の検索」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月26日確認)
よくある質問
買った店が分からない・閉店しているときは?
小売業者に引取りの義務があるのは、その店で過去に買った製品と、買い替えで同じ種類の製品を買うときの製品です(家電リサイクル法 第9条)。どちらにも当たらない場合は、自治体の案内する窓口に申し込むか、指定引取場所に自分で持ち込みます。
引き取られた家電がリサイクルに回ったか確かめられますか?
家電リサイクル券センターの「メーカー引取確認」で、家電リサイクル券のお問合せ管理票番号を入力すると、指定引取場所に引き取られたかを確認できます。小売業者は引き取るときに管理票の写しを排出者に渡し、排出者から求められたら、保存している管理票の閲覧を正当な理由なく拒めないと定められています(家電リサイクル法 第43条第1項・第5項)。
回収業者に頼むときは何を確かめればよいですか?
お住まいの市区町村の許可(または委託)があるか、リサイクル券(控え)を受け取れるか、見積もりでリサイクル料金と運搬料金が分けて書かれているかを確かめます(上の回収業者に頼むときの注意)。
出典:特定家庭用機器再商品化法(新しいタブで開きます) 第9条・第43条/家電リサイクル券センター(新しいタブで開きます)(メーカー引取確認)(いずれも2026年10月26日確認)
お住まいの地域の出し方と相談先を調べる
家電4品目をほかの不用品と一緒に頼みたい場合は、お住まいの地域のページを確認してください。業者の比較表が公開された地域では、絞り込みで「家電4品目」を選ぶと、その地域で許可を確認できた業者のうち家電4品目に対応する業者を比べられます(2026年10月31日現在、比較表を公開している地域はありません)。