バイク・原付の処分方法(二輪車リサイクル・廃車手続き)
結論:バイク・原付(原動機付自転車)は、今回確認した大阪市・名古屋市・神戸市・広島市では市で収集していません。国内の二輪車メーカー4社と輸入事業者がつくった二輪車リサイクルシステムでは、参加事業者が国内で販売したバイクを、自分で指定引取場所に持ち込めばリサイクル料金はかかりません。運搬を廃棄二輪車取扱店に頼む場合は、廃車手続きや廃車処理に関わる実費がかかります。持ち込む前に廃車手続き(原付は市区町村、軽二輪・小型二輪は運輸支局)を済ませておく必要があります。
お住まいの市区町村での出し方・相談先は、地域から探すで確かめられます。
バイク・原付の処分方法の比較(二輪車リサイクル・売却・自治体・回収業者)
| 方法 | 費用 | 申込・日時 | 運び出し | 向いている場合 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 指定引取場所へ自分で持ち込む(二輪車リサイクル) | リサイクル料金は無料 | 先に廃車手続きを済ませ、受付で手続き | 自分で運ぶ(指定引取場所は収集活動をしていない) | 廃車手続きと運搬を自分でできる | 対象は参加事業者が国内販売した車両 |
| 廃棄二輪車取扱店に頼む(二輪車リサイクル) | 廃車手続き・廃車処理に関わる実費 | 取扱店に相談(廃車手続きを頼める場合もある) | 収集・運搬を頼める場合がある | 自分で運べない・手続きを任せたい | 金額はバイクの状態などで違うため取扱店に相談 |
| 売却・リユース | 値段が付けば買取額を受け取れる | 店に相談 | 店による | まだ乗れる・リユースできそう | 自動車リサイクル促進センターは、エンジンがかからなくてもリユースできないか取扱店に相談するよう勧めている |
| 自治体 | ― | ― | ― | ―(確認した4市は収集しない) | 今回確認した4市はいずれも収集しない |
| 回収業者 | 業者の見積もり(料金の決まり方は料金相場) | 業者と日時を相談 | 運び出しまで頼める | 自分で運び出せない | 家庭の不用品を回収できる許可や、バイクを扱えるかの確認が必要 |
出典:公益財団法人 自動車リサイクル促進センター「二輪車リサイクルの紹介(新しいタブで開きます)」「費用・持込先(新しいタブで開きます)」「よくあるご質問(新しいタブで開きます)」(いずれも2026年10月25日確認)
二輪車リサイクルの対象と引取基準
- 対象車両:原動機付自転車・軽二輪・小型二輪のバイク本体。自転車(電動アシスト自転車を含む)、ATV・バギー車、サイドカー(側車部分)、ポケバイ、部品・用品、バッテリーなどは対象外です。
- 対象メーカー:参加事業者(本田技研工業・ヤマハ発動機・スズキ・カワサキモータース・ドゥカティジャパン・ビー・エム・ダブリュー・ハーレーダビッドソンジャパン)が国内で販売した車両。同じブランドでも並行輸入など参加事業者以外が販売した車両は対象外で、持ち込んでも持ち帰りになります。持ち込む前に、車台番号で対象かどうかを各社の問い合わせ先か照会ページで確認するよう案内されています。
- 引取基準:フレーム・エンジン・ガソリンタンク・ハンドル・前輪と後輪の5つが残っていて一体になっていること。壊れて動かなくても自立すればよく、ガソリンやオイルが入ったままでも漏れていなければよいとされています。
- リチウムイオンバッテリー:本田技研工業・ヤマハ発動機・スズキ・カワサキモータースが国内で販売し、引取対象一覧に載っているバイクの純正バッテリーは、搭載したまま引き取れます。それ以外は取り外してから持ち込みます(バッテリー単体は引き取れません)。
出典:自動車リサイクル促進センター「対象車両・引取基準(新しいタブで開きます)」(2026年10月25日確認)
自治体での扱い(確認した市は粗大ごみで収集しない・相談先の例)
バイク・原付は、今回確認した自治体では粗大ごみとして出せません。案内されている相談先は次のとおりです。
| 自治体 | 扱い | 案内されている相談先 |
|---|---|---|
| 大阪市 | オートバイ・原動機付自転車・単車・ミニバイクは収集しません | 販売店(等)・二輪車リサイクルコールセンター(050-3000-0727) |
| 名古屋市 | オートバイ・原動機付自転車は排出禁止の物。二輪車は処理困難なものとして収集しない | 自動車リサイクル促進センターのホームページ、二輪車リサイクルコールセンター(050-3000-0727) |
| 神戸市 | 単車(オートバイ・原動機付自転車・バイク)は市では収集しない | 廃棄二輪車取扱店、二輪車リサイクルコールセンター(050-3000-0727) |
| 広島市 | オートバイ(原動機付自転車を含む)は市で収集しないごみ | 販売店に引き取ってもらうか、専門の処理業者へ依頼 |
出典:大阪市「品目別収集区分一覧表」(新しいタブで開きます)/名古屋市「粗大ごみ処理手数料の例」(新しいタブで開きます)(2026年9月30日更新)・名古屋市「処理困難なもの」(新しいタブで開きます)(2026年8月4日更新)/神戸市「ごみ処理の相談窓口(市では収集しないもの)」(新しいタブで開きます)(2026年7月14日更新)/広島市「市で収集しないごみとは」(新しいタブで開きます)(2026年7月8日更新)(いずれも2026年10月25日確認)
名古屋市は、マフラー・バンパー・シート・ハンドルなどの自動車・二輪車関連部品も市が収集しないものに挙げています。部品だけを処分する場合も、お住まいの自治体の案内を確認してください(名古屋市「粗大ごみの分け方・出し方について」(新しいタブで開きます)、2026年10月23日更新、2026年10月25日確認)。
回収業者に頼むときの確認点(料金の決まり方・許可)
当サイトの料金調査では、バイク・原付の料金を集計していません(料金相場)。二輪車リサイクルシステムの廃棄二輪車取扱店は、自動車リサイクル促進センターの説明では、バイクショップのうち環境大臣の指定によりバイク(廃棄物)を収集・運搬することが法的に可能な店です。運搬を頼むときの金額は、バイクの状態などで違うため取扱店に相談するよう案内されています。
不用品回収業者にバイクを頼む場合は、次の点を確認してください。
- 廃車手続き:二輪車リサイクルシステムでは、ナンバープレートが付いたまま(市区町村・運輸支局に届出・登録されたまま)のバイクは引き取りません。業者に渡す前に廃車手続きを誰がするのかを決め、手続きの書類の控えを受け取ります。
- 許可:家庭の不用品を回収できるのは、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可または委託を受けた業者で、産業廃棄物処理業や古物商の許可では家庭の廃棄物は回収できないと環境省は案内しています。今回確認した4市はバイクを収集していないため、業者が引き取ったバイクをどこで処理するのかも確認します。
- 処理の確認:二輪車リサイクルシステムで処理した場合は、受付時の控え「二輪車リサイクル管理票」の管理票番号で処理状況を確認できます。
出典:自動車リサイクル促進センター「費用・持込先(新しいタブで開きます)」「必要な書類(新しいタブで開きます)」「全体のながれ(新しいタブで開きます)」「よくあるご質問(新しいタブで開きます)」/環境省「廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用しないでください!」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)
依頼の前に許可の確認方法をご覧ください。「無料で引き取る」という勧誘は無料回収の注意点を確認してください。
掲載業者について
当サイトは、家庭の不用品を回収できる許可(または市区町村の委託)を確認できた業者だけを掲載します。2026年10月31日現在、掲載業者は0社で、掲載基準を満たす業者を確認中です。基準は評価基準と掲載基準をご覧ください。業者に頼むときは、業者の選び方(依頼前のチェックポイント)の順に確かめてください。
古いバイクを処分したいのですが、どうすればいいですか?
自動車リサイクル促進センターは、長い間乗っていないバイクでも、年式や状態によってはエンジンがかからなくてもリユース(バイクとして再利用、または部品を活用)されやすいとして、まずリユースできないか廃棄二輪車取扱店に相談するよう勧めています。処分する場合の手順は次のとおりです。
- 対象車両か確かめる:車台番号で、参加事業者の対象車両かを確認します。
- 廃車手続きをする:排気量で窓口が違います(次の表)。廃棄二輪車取扱店に廃車手続きを頼める場合もあります。
- 持ち込むか、運搬を頼む:指定引取場所に自分で持ち込むか、廃棄二輪車取扱店に収集・運搬を相談します。指定引取場所では、持ち込んだ人の本人確認書類(運転免許証など)を確認し、二輪車リサイクル管理票に記入します。所有者と持ち込む人が違う場合は、所有者との間に問題が生じたときの責任を負う旨の誓約(署名)が必要です。
| バイクの種類(排気量) | 廃車手続きの窓口 | 所有者確認書類の例 |
|---|---|---|
| 原付一種・原付二種(〜125cc) | 市区町村 | 廃車申告受付書 等 |
| 軽二輪(126cc〜250cc) | 運輸支局 | 軽自動車届出済返納証明書 等 |
| 小型二輪(251cc〜) | 運輸支局 | 自動車検査証返納証明書 等 |
書類は「所有者名」と「車台番号」の記載と窓口の受付印が必要です。書類が見つからない場合や、レーサーなどで届出・登録をしていない場合は、二輪車リサイクルコールセンター(050-3000-0727)に連絡すると「二輪車リサイクルコールセンター確認書」が発行され、指定引取場所での手続きに使えます。
出典:自動車リサイクル促進センター「必要な書類(新しいタブで開きます)」「受付手続き(新しいタブで開きます)」「よくあるご質問(新しいタブで開きます)」(いずれも2026年10月25日確認)
バイクの処分費用はいくらですか?
- 指定引取場所へ自分で持ち込む:参加事業者の車両はリサイクル料金が無料で、排出時にリサイクル費用の負担はありません。ただし、廃車手続きと運搬は自分で行います。
- 廃棄二輪車取扱店に運搬を頼む:廃車手続きと廃車処理に関わる実費は排出者の負担です。金額はバイクの状態などで違うため、事前に取扱店に相談するよう案内されています。
- 売却:値段が付けば買取額を受け取れます。
- 不用品回収業者:バイクの料金は当サイトでは集計していません。見積もりで、廃車手続きの代行の有無と、処理先を確認してください。
自動車リサイクル促進センターは、二輪車リサイクルシステムはバイクの処分方法のひとつであり、廃棄二輪車取扱店に相談するなどして金額などを比較・検討して利用するよう案内しています。
出典:自動車リサイクル促進センター「よくあるご質問(新しいタブで開きます)」「費用・持込先(新しいタブで開きます)」(いずれも2026年10月25日確認)
よくある質問
指定引取場所の人に自宅までバイクを取りに来てもらえますか?
自動車リサイクル促進センターは、指定引取場所はリサイクル車両のストックヤードで、収集活動はしていないと案内しています。自分で運べない場合は、廃棄二輪車取扱店に収集・運搬を相談します。廃棄二輪車取扱店以外に運搬を頼むことは自分の責任で可能ですが、指定引取場所では排出者本人が手続きをする必要があります。
電動アシスト自転車も二輪車リサイクルの対象ですか?
対象外です。二輪車リサイクルシステムの対象は、参加事業者が国内販売したバイク(原動機付自転車・軽二輪・小型二輪)で、自転車(電動アシスト自転車を含む)は対象外とされています。自転車は自転車の処分方法をご覧ください。
お住まいの地域の出し方と相談先を調べる
お住まいの自治体の収集しない物の相談先は、地域のページで確認できます。ほかの大型・重量物は大型・重量物の処分方法へ。