消火器の処分方法(リサイクル窓口・費用・ゆうパック)

最終更新:運営:株式会社リヤン(運営者情報)出典の確認日:2026年10月25日

結論:消火器は大阪市・名古屋市・札幌市などで市区町村が収集しない品目で、消火器リサイクル推進センターが案内するリサイクル窓口(特定窓口・指定引取場所)か、ゆうパックによる回収で処分します。費用はリサイクルシール代(2010年以降に製造された消火器には貼付済み)が基本で、指定引取場所に持ち込めばシール代だけ、特定窓口に引き取りを頼むと収集運搬費などが加わります。ゆうパック回収は、初田製作所が税込6,270円で受け付けています(薬剤量3kg以下などの条件あり)。

お住まいの市区町村での出し方・相談先は、地域から探すで確かめられます。

消火器の処分の手順を確かめる(消火器リサイクル推進センター・新しいタブ)

消火器の処分方法の比較(リサイクル窓口・ゆうパック・販売店・自治体・回収業者)

消火器の処分方法の比較
方法費用申込・日時運び出し向いている場合注意点
指定引取場所に持ち込むリサイクルシール代のみ(シールが貼ってあれば追加費用なし)事前に窓口に問い合わせて持ち込む自分で持ち込む(消火器メーカーの営業所や廃棄物処理業者など。全国に約200か所)シールが貼ってあり、自分で持ち込めるシールの販売をしていない場所がある
特定窓口に引き取りを頼む・持ち込むシール代に加え、引き取りは収集運搬費など、持ち込みも保管費などがかかる場合がある(窓口ごと)窓口に引き取りを依頼するか、持ち込む引き取りに来てもらえる窓口がある(来られない窓口もある)近くの窓口に引き取りを頼みたい消火器の販売代理店や防災・防犯事業者など(全国に約5,000か所)
ゆうパックによる回収税込6,270円(初田製作所)事前に申し込むと専用箱が届く(代金引換)。申し込み後のキャンセル・変更はできないゆうパックで自宅まで引き取りに来てもらう窓口に行かず、自宅から出したい薬剤量3kg(または3L)を超えるもの・据置式は対象外。一部の郵便局・コンビニエンスストアなどでは引き取れない
ホームセンター・販売店店舗による新しい消火器の購入時に古い消火器を下取りしてもらう店舗の案内による新しい消火器に買い替える特定窓口として公開されている店舗なら引き取り可能(ホームセンターでの引き取り)
自治体—(収集・回収しない)大阪市・名古屋市・札幌市・神戸市は収集・回収しない自治体の収集はない相談先を自治体の案内で確かめたい相談先を案内している自治体はある(自治体での扱い)
回収業者業者の見積もり(料金の決まり方は料金相場)業者と日時を相談ほかの不用品とまとめて頼めるほかの不用品とまとめて片付けたい消火器を引き受けるか、リサイクル窓口に引き渡すかの確認が必要(回収業者に頼むときの確認点)

消火器のリサイクルの仕組みが対象とするのは国内メーカーが製造した消火器です。エアゾール(スプレー)式の簡易消火具や外国メーカー製の消火器は対象外で、一般家庭の場合はお住まいの自治体に問い合わせるよう案内されています。エアゾール式消火具は、自治体のルールに従いスプレー缶として処分します。消火器リサイクル推進センターは、2010年以降に販売される消火器にあらかじめリサイクルシールを貼っている理由として、自治体が処理困難物として回収しないことが多く、不法投棄や放置で老朽化した消火器の破裂などの事故につながることがあったためと説明しています。

出典:消火器リサイクル推進センター「処分の手順(新しいタブで開きます)」「回収窓口の種類(新しいタブで開きます)」「対象品目(新しいタブで開きます)」「よくあるご質問(新しいタブで開きます)」/初田製作所「家庭用廃消火器 回収・リサイクル」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)

初田製作所は当サイトの掲載業者ではなく、依頼先としての推奨でもありません。

自治体での出し方(ごみの区分・回収拠点・地域差)

自治体ごとの消火器の扱いの例
自治体扱い案内している相談先
大阪市(2026年5月22日)収集しない販売店・メーカーなど。消火器リサイクル推進センターのサイトを参考に挙げる
名古屋市(2026年8月4日更新)処理困難なものとして収集しない。名古屋市消防局は、資源やごみとして出すことはできないと案内消火器リサイクル推進センターのサイトか区の環境事業所。消防局はリサイクル窓口の検索か最寄りの消防署予防課
札幌市(2026年1月19日更新)市では収集処理できない。消火器の廃棄処分は有料消火器リサイクル推進センター(03-5829-6773)、北海道消防設備協会(011-205-5951)が引取り場所を紹介
神戸市(2026年5月8日更新)市では回収しない近くのリサイクル窓口。神戸市消防局が市内の窓口の一覧を公開

出典:大阪市「品目別収集区分一覧表(50音順)」(新しいタブで開きます)/名古屋市「処理困難なもの」(新しいタブで開きます)・名古屋市消防局「一度、ご家庭の消火器の外観チェックをしてください!」(新しいタブで開きます)(2025年10月16日)/札幌市「市が収集しないごみ」(新しいタブで開きます)/神戸市消防局「住宅用消火器」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)

販売店・量販店で引き取ってもらえる?(ホームセンター)

消火器リサイクル推進センターは、ホームセンターに持ち込めば引き取ってもらえるかという質問に、特定窓口として公開されていれば引き取り可能と答えています。特定窓口でない店でも、新しい消火器を購入した場合は古い消火器を回収(下取り)してもらえる場合があるとしています。神戸市消防局も、ホームセンターなどで新しい消火器を購入する場合は古い消火器を下取りしてもらえることがあると案内しています。

特定窓口かどうかは、消火器リサイクル推進センターのサイトの「リサイクル窓口検索」で、特定窓口・指定引取場所の両方を地図で探せます。下取りの条件(本数・種類・料金)は店舗ごとに違うため、購入前に店舗に確認してください。

出典:消火器リサイクル推進センター「よくあるご質問」(新しいタブで開きます)・「処分の手順」(新しいタブで開きます)/神戸市消防局「住宅用消火器」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)

回収業者に頼むときの確認点(料金の決まり方・許可)

当サイトの料金調査(不用品回収の料金相場)は、トラックのパック料金と大型家具・大型家電の単品の表示を集計したもので、消火器の料金は集計していません。消火器だけなら、リサイクル窓口やゆうパック回収で手放せます。ほかの不用品とまとめて回収業者に頼む場合は、次の点を確認してください。

  • 引き受けるか・どこへ出すか:消火器を引き受けるか、引き受けた後にリサイクル窓口へ引き渡すのかを確認します。リサイクルシールが貼られていない消火器は窓口で引き取れないため、シール代の扱いも確認します。
  • 許可:環境省は、家庭の廃棄物を回収するには市区町村の一般廃棄物処理業の許可か委託が必要で、産業廃棄物処理業の許可や古物商の許可では回収できないと案内しています(許可の確認方法)。
  • 訪問販売・点検の勧誘:神戸市消防局は、悪徳な消火器の訪問販売や点検に注意するよう呼びかけ、消防職員が家を訪問して消火器を販売することはないとしています。不審に思ったら近くの消防署に連絡してください。困ったときの相談先はトラブルの例と対処にまとめています。

出典:環境省「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」(新しいタブで開きます)/消火器リサイクル推進センター「リサイクルシールの種類」(新しいタブで開きます)/神戸市消防局「住宅用消火器」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)

掲載業者について

当サイトは、家庭の不用品を回収できる許可(または市区町村の委託)を確認できた業者だけを掲載します。2026年10月31日現在、掲載業者は0社で、掲載基準を満たす業者を確認中です。基準は評価基準と掲載基準をご覧ください。業者に頼むときは、業者の選び方(依頼前のチェックポイント)の順に確かめてください。

消火器を無料で引き取ってもらえるホームセンターはどこですか?

特定の店舗名を挙げた公的な一覧は確認できませんでした。名古屋市消防局は、ホームセンター等では消火器を1本購入すると古くなった消火器を1本無料で引き取るサービスを行っているところもあるとして、各ホームセンターに問い合わせるよう案内しています。買い替えでなく処分だけの場合は、リサイクルシールが貼られた消火器(2010年以降の製造)を指定引取場所に持ち込めば、追加の費用なしで引き取られます。

出典:名古屋市消防局「一度、ご家庭の消火器の外観チェックをしてください!」(新しいタブで開きます)/消火器リサイクル推進センター「よくあるご質問」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)

消火器の処分費用はいくらですか?

費用は、リサイクルシール代と、窓口での収集運搬・保管の費用で決まります。

  • リサイクルシール:オープン価格で、金額は窓口ごとに設定されています。家庭向けには、消火器リサイクル推進センターから小型用リサイクルシールを1枚600円で購入できます(1回の注文は5枚まで。別に送料と代引手数料がかかる)。シールは前払式支払手段のため消費税はかからないと案内されています。
  • シールが必要な消火器:2010年以降に製造された消火器には新品用シールが貼られています。2009年以前に製造された消火器は「既販品用リサイクルシール」を購入して貼る必要があり、シールが貼られていない消火器は引き取れません。シールには有効期限があります。
  • 窓口の費用:指定引取場所に持ち込めばシール代以外の費用はかからず、特定窓口では一次物流費として収集運搬・保管などの費用が窓口ごとの金額で請求されます。
  • ゆうパック回収:初田製作所の回収・リサイクル費用は税込6,270円です(2020年1月6日に改定)。初田製作所は当サイトの掲載業者ではなく、依頼先としての推奨でもありません。

出典:消火器リサイクル推進センター「リサイクルシールの購入方法(新しいタブで開きます)」「リサイクルシールの種類(新しいタブで開きます)」「よくあるご質問(新しいタブで開きます)」/初田製作所「家庭用廃消火器 回収・リサイクル」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)

よくある質問

古い消火器は中身を出してから処分したほうがいいですか?

中身は出さずに、そのままの状態で回収されます。消火器リサイクル推進センターは、劣化・腐食した消火器は破裂の危険があるため、訓練に使ったり中身を出したりしないよう案内しています。本体の腐食・へこみ・変形、ホースの脱落などがある老朽化した消火器は、使用せずに直ちにリサイクル処分し、「消火薬剤の放射」「解体」は絶対に行わないよう求めています(消火器リサイクル推進センター「注意事項」(新しいタブで開きます)、2026年10月25日確認)。

消火器は何年で交換するものですか?

消火器リサイクル推進センターは、消火器の耐用年数を業務用10年・住宅用5年としています。全ての消火器の本体に製造年が表示されており、傷んだ消火器や耐用年数を過ぎた消火器は直ちにリサイクル処分するよう案内しています(消火器リサイクル推進センター「注意事項」(新しいタブで開きます)、2026年10月25日確認)。

スプレー式の簡易消火具はどう捨てますか?

エアゾール(スプレー)式消火具は消火器のリサイクルの仕組みでは回収されません。内部の薬剤と圧力を抜き、ほかのスプレー缶と同じように自治体の方法で捨てます。薬剤の抜き方は製造元か販売元に問い合わせ、消火器工業会の会員メーカー以外の製品で抜き方が分からないとき(製造元が分からないものを含む)は、日本消防検定協会の消費者相談(0422-44-8451)に相談します(消火器リサイクル推進センター「よくあるご質問」(新しいタブで開きます)・「処分の手順」(新しいタブで開きます)、2026年10月25日確認)。出し方はスプレー缶の捨て方へ。

次にすること:消火器のリサイクル窓口を確かめる

消火器の出し方は消火器リサイクル推進センターの「処分の手順」で確かめられ、特定窓口・指定引取場所は同センターのサイトの「リサイクル窓口検索」で探せます。消火器を自治体が回収するかどうかや相談先は自治体ごとに違うため、お住まいの地域のページでも確認してください。ほかの危険物の出し方は危険物・処理困難物の処分方法にまとめています。

消火器の処分の手順を確かめる(消火器リサイクル推進センター・新しいタブ)

お住まいの自治体の分別の案内を地域のページで確かめる