照明器具・蛍光灯の捨て方・処分方法

最終更新:運営:株式会社リヤン(運営者情報)出典の確認日:2026年10月25日

結論:照明器具の本体と、蛍光管・電球は分けて出します。蛍光管(蛍光ランプ)は水銀を使う製品で、環境省は家庭の蛍光ランプを自治体のルールに従って分別・排出するよう案内しています。例えば名古屋市は環境事業所か蛍光管回収協力店舗への持ち込み、札幌市は回収協力店での無料回収です。照明器具の本体は、大きさに応じて小型家電・不燃ごみ・粗大ごみのどれかになり、粗大ごみの手数料の例は名古屋市250円・札幌市200円です。量販店では、例えばヤマダデンキが天井照明(ペンダント)を店頭持ち込み1,100円(税込)で回収しています。

お住まいの市区町村での出し方・相談先は、地域から探すで確かめられます。

照明器具・蛍光灯の処分方法の比較(回収協力店・自治体・量販店・回収業者)

照明器具・蛍光灯の処分方法の比較
方法費用申込・日時運び出し向いている場合注意点
蛍光管の回収協力店・自治体の窓口札幌市の回収協力店は無料回収協力店・窓口へ持ち込む自分で持ち込む(割れないよう箱などに入れる)割れていない蛍光管(直管・環形・電球形)割れないよう購入時の箱などに入れる(札幌市)。割れた蛍光管は回収しない
自治体の不燃ごみ(燃やせないごみ)自治体の指定袋の料金など収集日に出す自治体の区分どおりに自分で出す白熱電球・LED電球、割れた蛍光管、袋に入る照明器具割れた物は厚紙などに包み「キケン」と表示(名古屋市・札幌市)
自治体の粗大ごみ例:名古屋市250円・札幌市200円自治体の粗大ごみの案内で確認自治体の粗大ごみの案内で確認指定袋に入らない照明器具蛍光管・電球を外してから出す
自治体の小型家電の回収札幌市の回収拠点は無料回収ボックス・拠点へ持ち込む自分で持ち込む投入口に入る照明器具電球・蛍光灯は取り外して入れる(横浜市・名古屋市)
量販店の小型家電回収例:ヤマダデンキの天井照明(ペンダント)は店頭持ち込み1,100円(税込)店へ持ち込む自分で持ち込む照明器具を店に持ち込める対象と料金は店ごと(量販店の例)
回収業者業者の見積もり(料金の決まり方は料金相場)業者と日時を相談取り外しを含めて頼める場合がある照明器具の取り外しも含めて頼みたい許可と、取り外し作業の扱いを確認(回収業者に頼むときの確認点)

照明器具の本体は、小型家電リサイクル法の政令が定める「蛍光灯器具その他の電気照明器具」に含まれます。ただし、回収する品目と方法は市区町村ごとに決まっています。

出典:使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律施行令 第1条(e-Gov法令検索)(新しいタブで開きます)/環境省「一般照明用の蛍光ランプの規制について」(新しいタブで開きます)/札幌市「蛍光管の無料回収」(新しいタブで開きます)(2026年9月17日更新)/横浜市「小型家電の回収・リサイクルにご協力ください」(新しいタブで開きます)(2025年11月27日更新)(いずれも2026年10月25日確認)

量販店の小型家電回収の例

量販店の小型家電回収の例
販売店(公式ページ)確認できた内容
ヤマダデンキ(新しいタブで開きます)店頭持ち込みの料金の一例(税込)として、天井照明(ペンダント)1,100円、指定の段ボールに詰める一括回収は1箱2,200円(料金は画像で表示)。小型家電リサイクル法の対象品に限り、沖縄県の店舗では受け付けていないと記載
ビックカメラ.com(新しいタブで開きます)400品目以上を対象に、指定の大きさの箱にどれだけ入れても1箱1,958円(税込・税抜の表記なし)

各社の公式ページを2026年10月25日に確認した内容です。当サイトの掲載業者ではなく、推奨でもありません。蛍光管そのものを店頭で回収するかどうかは、各店に確認してください。

自治体での出し方(ごみの区分・回収拠点・地域差)

自治体ごとの照明器具・蛍光灯の出し方の例
品目愛知県名古屋市北海道札幌市
照明器具の本体「小型家電」。蛍光管・電球は外す。回収ボックス(縦15cm×横40cm×奥行25cm)を超えるものは不燃ごみ、容量45リットルの指定袋に入らないものは粗大ごみ(手数料250円)分別辞典ではシャンデリア・シーリングライト・スタンド照明などは大型ごみ(手数料200円)。蛍光灯・電球は外し、外せない場合はガムテープでとめる。指定ごみ袋に入るものは燃やせないごみ。小型家電の回収場所でも無料で回収
蛍光管(直管・環形・電球形)各区の環境事業所か、家電販売店・ホームセンターなどの蛍光管回収協力店舗に持ち込む市内の電器店・スーパー・家電量販店などの回収協力店で無料回収(直管は長さ120cmまで)。分別辞典の区分は燃やせないごみ
割れた蛍光管丈夫な紙などに包み、「キケン」と表示して不燃ごみ厚紙などで包んで指定ごみ袋に入れ、「キケン」と表示して燃やせないごみ
白熱電球・LED電球不燃ごみ燃やせないごみ(分別辞典は厚紙などで包んで「キケン」と表示するよう案内)

札幌市は、120cmより長い直管型の蛍光管は家庭向けとして一般に流通している物ではないとして回収協力店の対象外とし、燃やせないごみか大型ごみに出すよう案内しています。事業所やマンションの共用部などから出た蛍光管は、事業者が自らの責任で処理するものとしています。お住まいの自治体の区分は地域のページか自治体の分別辞典で確認してください。

出典:名古屋市「ごみ・資源分別検索」(新しいタブで開きます)(2026年10月14日更新)・「粗大ごみ処理手数料の例」(新しいタブで開きます)(2026年9月30日更新)/札幌市「家庭ごみ50音分別辞典」(新しいタブで開きます)(2026年4月28日更新)・「蛍光管の無料回収」(新しいタブで開きます)(2026年9月17日更新)・「大型ごみ手数料」(新しいタブで開きます)(2025年4月11日更新)(いずれも2026年10月25日確認)

蛍光灯の水銀と製造・輸出入禁止(使い続けることはできる)

「水銀に関する水俣条約」で一般照明用の蛍光ランプが製造・輸出入廃止の対象に加わり、日本でも製造・輸出入が禁止されます。2024年12月に水銀による環境の汚染の防止に関する法律の施行令が改正され、一般照明用の蛍光ランプはすべて「特定水銀使用製品」に指定されました。禁止の時期は種類で違います。

蛍光ランプの種類ごとの製造・輸出入の禁止時期
種類製造・輸出入の禁止時期
電球形蛍光ランプ2026年1月1日から(30Wを超えるものは2027年1月1日から)
コンパクト形蛍光ランプ2027年1月1日から
直管形蛍光ランプ2028年1月1日から(ハロりん酸塩を主成分とする蛍光体を用いたものは2027年1月1日から)
環形蛍光ランプ2028年1月1日から(ハロりん酸塩を主成分とする蛍光体を用いたものは2027年1月1日から)
  • 使用・販売・購入は禁止されない:環境省は、蛍光ランプの使用・販売・購入は禁止されないとしています。家庭で廃棄するときは、お住まいの自治体のルールに従って分別・排出するよう案内しています。
  • 見分け方:蛍光灯の品番は「F」か「EF」で始まるものが多いとしています(海外製品などは表記が異なる場合あり)。分からない場合は、蛍光管や器具の写真を撮って販売店やメーカーに相談するよう案内しています。LED照明への交換に工事が必要な場合もあります。
  • 不審な電話に注意:環境省は、環境省との関係を示唆して蛍光ランプからLED照明への交換に関する調査などとしてアンケートへの協力を求める電話があったとして注意を呼びかけ、勧誘や契約のトラブルは消費者ホットライン「188」に相談するよう案内しています。
  • 水銀のリサイクル:札幌市は、回収協力店で集めた蛍光管に含まれる水銀やガラスをリサイクルしています。

出典:環境省「一般照明用の蛍光ランプの規制について」(新しいタブで開きます)/札幌市「蛍光管の無料回収」(新しいタブで開きます)(いずれも2026年10月25日確認)

回収業者に頼むときの確認点(料金の決まり方・許可)

当サイトが調べた不用品回収業者の公式サイトの表示では、大型家具・大型家電の単品の表示(品目別の目安)の下限が1,980円〜2,200円〜(税込・4サイト)、軽トラック1台分のパックが9,800円〜19,800円(税込と明記された7件)でした。照明器具そのものの金額ではなく、多くは「〜」付きの下限の表示です(調査日:2026年10月22日。集計した表示は2026年10月25日に各公式サイトで再確認。不用品回収の料金相場)。照明器具1台や蛍光管だけなら、まず自治体の手数料(粗大ごみ200円〜250円の例)や回収協力店(札幌市は無料)と比べ、引越しや片付けでほかの不用品とまとめるときに業者の見積もりを取ります。

  • 許可:環境省は、家庭の廃棄物を回収するには市区町村の一般廃棄物処理業の許可か委託が必要で、産業廃棄物処理業や古物商の許可では回収できないとしています(許可の確認方法)。
  • 蛍光管の扱い:蛍光管を一緒に渡す場合は、割らずに運び、自治体のルールに沿って処理するかを確認します。
  • 交換工事の勧誘:LED照明への交換をすすめる電話や訪問には、環境省の注意喚起(不審な電話)も参考にしてください。トラブルの例はトラブルの例と対処にまとめています。

出典:環境省「無許可の回収業者を利用しないでください」(新しいタブで開きます)(2026年10月25日確認)

掲載業者について

当サイトは、家庭の不用品を回収できる許可(または市区町村の委託)を確認できた業者だけを掲載します。2026年10月31日現在、掲載業者は0社で、掲載基準を満たす業者を確認中です。基準は評価基準と掲載基準をご覧ください。業者に頼むときは、業者の選び方(依頼前のチェックポイント)の順に確かめてください。

よくある質問

シーリングライトは不燃ごみですか?

自治体によって違います。札幌市はシーリングライトを大型ごみ(手数料200円)とし、指定ごみ袋に入る大きさなら燃やせないごみとして出せるとしています。名古屋市は照明器具を「小型家電」とし、回収ボックスに入らないものは不燃ごみ、容量45リットルの指定袋に入らないものは粗大ごみ(手数料250円)としています。どちらも、蛍光管や電球は外してから出します。

LEDのシーリングライトや電球はどう捨てますか?

名古屋市は白熱電球やLED製品を不燃ごみ、札幌市はLED製品・電球を燃やせないごみとしています。LEDのシーリングライト本体は、照明器具として自治体の区分(名古屋市は小型家電・不燃ごみ・粗大ごみ、札幌市は大型ごみか燃やせないごみ)に従います。

蛍光灯が割れてしまったらどうすればいいですか?

名古屋市は丈夫な紙などに包み「キケン」と表示して不燃ごみに、札幌市は厚紙などで包んで指定ごみ袋に入れ「キケン」と表示して燃やせないごみに出すよう案内しています。札幌市の回収協力店は割れている蛍光管を回収しません。

お住まいの地域の出し方と相談先を調べる

蛍光管の回収場所や照明器具の区分、許可業者に家庭の不用品を頼めるかどうかは自治体ごとに違います。お住まいの地域のページで確認してください。

地域のページで出し方と業者の確かめ方を見る