知っておきたい家電買取のからくりと過度な期待より納得の業者選び
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、炊飯器、電子レンジetc...
いらなくなった家電をお金に換えたいと思う方もいらっしゃると思います。
家電はお店に持っていくのも大変ですから、出張買取が主になると思います。
で、その相場はどうなのでしょうか。
結論を言うと、一部の例外的商品を除いて、家電の中古買取相場はかなり安いといわざる終えません。
少なくとも『新品で1万円で買ったのだから、3年経過したけど5000円』といった単位ではないことは間違いありません。
なぜでしょうか?
まず、皆さんが家電を買うときのことを考えてみてください。
中古家電商品を買いたいですか?
テレビなどなら安ければアリかもしれません。
ですが。
誰かの使った冷蔵庫。誰かの使った洗濯機。誰かの使った炊飯器etc...
どんなにクリーニングされていても『気持ち悪い』という感情が先にたつのではないでしょうか。
つまり、家電は一般的に一部の商品を除いてそれほど中古で買う人がいないのですね。
買う人がいないものは業者も買取しにくいです。
買取しにくいものの相場は上がらない。
実にシンプルな話ですね。
ですから、10万円で買った大型冷蔵庫が3000円でしか売れなかったなんて事が横暴にしておこるわけです。
その中でも売れやすいものというならば、やはり他人が使っていたものでも比較的抵抗感がないものになります。
例えば、テレビやDVDプレイヤーやゲーム機などですね(ゲーム機を家電というかどうかは微妙ですが)。
こういうものは新しければそれなりの価格で取引されます。
一方で、冷蔵庫などの食べ物を扱うものなどは本当に安くなってしまいます。まして、炊飯器やシステムキッチンなどはほぼ無理です。
そもそも、家電の買取は、どちらかというと
『処分費を払ってごみ収集業者に来てもらうくらいなら、ちょっとでもお金になればいい』
くらいの感覚で挑んだほうがいいのかもしれません。
実際、大型冷蔵庫を普通に処分しようとすると5000円とかかかりますから、それが5000円で買い取ってもらえれば、トータル1万円の得と考えることもできます。
あまり、多くを期待せずに利用するのが正しい家電出張買取かもしれません。