いらないものを処分する方法

もういらないテレビ、パソコン、タンス、ベッド、食器棚。
家の中をせまくしているだけの不用品。
あるいは、亡くなった方の遺品整理や、ゴミ屋敷への対応。

なんとかしたいけど、どうしたらいいのかわからない。
いらないもは処分してスッキリしたいですよね。

そんな時、選べる方法は次の4つだと思います。

  1. 役所にたのんで処分してもらう。
  2. 不用品回収業者に処分してもらう
  3. リサイクルショップやネットオークションで売る
  4. 知り合いにあげる。

まず、リサイクルショップなどで売れるものは売ればいいでしょう。
新しいテレビやパソコンならそれなりのお値段がつくかもしれません。

しかし、一般的にベッドや洗濯機、炊飯ジャーなどは売れません。
なぜなら、買う人がいないからです。

ちょっと考えてみてください。
『誰だかわからない人が寝たベッド』で横になりたいですか?
『誰かがわからない人がつかった炊飯ジャー』で炊いたご飯を食べたいですか?

普通なら『気持ち悪い』と感じるのではないでしょうか。

だれもほしがらないものは、リサイクルショップも買い取りません。
ついでにいえば、知り合いにあげても迷惑でしょう。

そこで、多くの不用品は、役所か不用品回収業者に頼むことになると思います。

役所と不用品回収業者、どっちがお得?

処分できるものの差

役所では処分してもらえないものがたくさんあります。 家電リサイクル法の対象物である、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、テレビ。 パソコンリサイクル法の対象物である、パソコン、モニター。 事業によって発生した粗大ごみ。 ピアノ、金庫、電池、2人では運べないものetc…… それに対して、業者はほとんどすべてのものを回収してくれます。 処分に専門的な知識が必要な危険物や、人体などあまりに非常識なものはむりですが、 一般家庭やオフィスからでる粗大ゴミならば、 ほぼ全てのものを回収してくれると思ってよいでしょう。

処分の時間と手間

役所に処分してもらう場合は、指定された場所まで自分でゴミを運ぶ必要があります。 時間も午前中〜午後の早い時間に限られる場合がほとんどです。 もちろん、土日や祝日は対応してもらえません。 業者に頼むなら、自分でゴミを運ぶ必要はありません。 ピアノを二階から吊り下げての回収などを頼むこともできます。 夜中にも回収してくれますし、土日も対応OKです。 年末年始ですら、すぐに来てもらえます。 大掃除で出たゴミをすぐに回収してもらえたらうれしいですよね? また、役所は依頼しても特定の曜日まで回収してくれませんが、 業者ならばいつでも回収に来てくれます。

値段について

価格は若干役所に分があります。 ある程度、税金でまかなわれている部分があるためです。 また、上に書いたとおり、処分場まで役所ではなく、 自分で運ぶのでその分安くなるのかもしれません。

買取について

役所は基本的に買い取ってくれません。 最新型のテレビもパソコンもお金に変わらないのです。 業者は使えるものは買い取って、処分費から引いてくれます。 それどころか、お金がもどってくることもあります。 処分の値段そのものには役所に分があっても、買取という部分を考えれば、 必ずしも役所のほうが安いわけでもなさそうです。

不用品回収業者が一番便利

役所と回収業者をくらべると、やはり専門の業者の方に分があるように感じます。 なによりも、業者に任せたほうがラクチンです。 会社に通っている人が、平日1日ゴミ処分のために時間をつかうのはむずかしいでしょう。 多少値段が高くても、仕事を休んで役所に依頼するくらいなら、 業者に頼んだほうがオトクですよね? みなさんも不用品回収業者をうまく使って、スッキリしましょう!