不用品処分は無料では出来ないのか

家庭ゴミの不法投棄は、最近では悪質な業者による行為がたいへん目立つようになっています。 リサイクル法の悪用で、代行業者を装ってリサイクル料を消費者から騙しとり、 山中へ不法投棄したり、さらに酷いのはゴミ回収場へ投げ捨てる事例等です。 高速道路のサービスエリアなどでも、業者が不法投棄する事件もあるそうです。 まずこうした不法投棄を増長させる要因の多くが、粗大ゴミや家電リサイクル法をよく知らないということが問題なんですね。 まず家電リサイクル法は、家電であれば、必ず絶対にしなければいけないといった法律ではありません。 現在は、パソコン、冷蔵庫、乾燥機、テレビ、冷蔵庫、エアコンなどがリサイクル法対象家電で、これから品目は増えるでしょう。 これに該当しない家電は、粗大ゴミになります。 また粗大ゴミでも、頑張って分解してしまえば、通常のゴミ回収車が持って行ってくれます。 バラバラにしたら、できるだけコンパクトにするのがコツですね。 この場合の処理費用は、当然無料です。 組立家具などは、ネジ類を外し、長さが1m以下に全て割るか、のこぎりで切ってしまって、紐で縛れば一般ゴミになります。 自転車もボルトを全部はずして、パーツごとに分けてしまえば、自治体では一般ゴミとして扱ってくれます。 ベッドは、ベッド枠を分解、別途ヘッドはハンマー等で叩き壊して板にして小さくすれば、紐で縛ってある限りは燃えるゴミです。 大量にある場合は、小分けして出しましょう。 ガラスは粗大ゴミですが、板状で1辺が1m以下であれば、 叩き割って厚紙などにくるんで「危険」とマジックで書いて表示して置けば回収します。 つまり無料でできないものは、自動車のタイヤ、バッテリー(新しく購入する場所が同じなら、ガソリンスタンドでも引き取ってもらえます。)、大型家電などや分解できない家財道具などです。 個人的には、小型家電で分解しても安全なものは、ネジを外してプラスチックと金属で分けて、小分けしてゴミとして出してしまいますね。 一人暮らしで、家電や家財道具すべてを粗大ゴミで出して、総額費用が1万円を超えるなどの場合は、まずほとんど有り得ないので、 所定の場所に粗大ゴミのシールが貼ってあれば、交通の邪魔にならないところへ放置しておけますので、積極的に公共サービスは利用すべきです。 粗大ごみ回収で、公共サービス以下の回収費用は民間では皆無です。 例えば、分解しないコタツ1個は天板を除いて、粗大ゴミセンター持ち込みなら300円で、引取りでも券と合わせて600円。 あなたならどうしますか?